FLUENCY

吃音(きつおん)のご相談

「音をくりかえす」「ことばの音を伸ばす」「ことばが詰まる」など、いわゆる「どもり」と呼ばれる症状のことを「吃音(きつおん)」といいます。
当相談室では「吃音」にお悩みの方に向けて、環境調整の助言を行ったり、「吃音」症状の出にくい楽な話し方の練習を行います。
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ことばの相談室ことりでの取り組み

● 環境調整

吃音は話し相手(聞き手)、周囲を取り巻く環境の影響を受け、増えたり減ったりします。また、取り巻く環境は、本人の感じる辛さや負担感にも大きく影響します。
吃音のお子さんが過ごしやすい環境を考えて実践していくことを、「環境調整」と呼んでいます。

対象:吃音が出始めたばかりのお子さん~吃音のある方すべて
● DCM(要求ー能力モデル)アプローチ

DCMとは、「Demands and Capacities Model」のことで、日本語では「要求-能力モデル」と訳されます。
特に「RESTART-DCM」と呼ばれる方法では、1 日 15分間、養育者が吃音のあるお子さんと1対1で向き合う時間を作り(スペシャルタイム)、会話や静かなゲーム、絵本を読むなどを行い、保護者の方はDCMのモデルを守ります。養育者は毎日お子さんの状態について数字で記録を付け、またスペシャルタイムの様子を録画や録音したものをご提出いただき、言語聴覚士からフィードバックをいたします。
厳密なDCMの実践が難しい場合にも、DCMの考え方を導入し、取り入れていただくようお願いすることがあります。

対象:吃音が出始めてから半年から1年ほど経つお子さん~小学校低学年のお子さん
※吃音が出始めてから間もないお子さんであっても、吃音が強く出ている場合にはDCMをおすすめすることがあります。
● リッカムプログラム

行動療法をベースにしたプログラムです。1日1回15分間、養育者とお子さんに、吃音のないお話に対して「スラスラだったね」、吃音のあるお話に対して「少しつっかえたね」などとコメントを返していく練習タイム(スラスラタイム)を行っていただきます。また、養育者は毎日お子さんの状態について数字で記録を付け、また練習タイムの様子を録画や録音したものをご提出いただき、言語聴覚士からフィードバックをいたします。
言語聴覚士と調整し、吃音の出にくい条件を作り、吃音のないお話に対してのコメントをたくさん与えるような時間にします。いろいろなルールが決められていますが、練習のなかで、ポジティブな経験を積んでいくことを目的としています。
リッカムプログラムは、ワークショップを修了した言語聴覚士によって行う必要があります。

対象:吃音が出始めて半年から1年ほど経つ未就学のお子さん~小学校低学年のお子さん
● 流暢性形成法
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● 吃音緩和法
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● 吃音について理解する・話すしくみを理解する
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● 吃音についてオープンに話す・お子さんと悩みを共有する
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