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ことばの相談室に行くまでは、家庭では発音の誤りにどう対応すればいい?

オンライン相談
2025.03.04 更新

お子さんの発音に誤りがある場合、発音の誤りが気になっても、無理に言い直させることはせず、コミュニケーションそのものを楽しむことが大切です。

発音の間違いがある場合

お子さんの話し方に誤りがあっても、言い直しを求めずにそのまま受け入れましょう。お子さんが話した内容に注目し、最後までしっかり聞いてあげることが大切です。

例えば、

  • 「くつ」を「くちゅ」と発音した場合でも、「ちがうよ、『くつ』だよ」と訂正するのではなく、「そうだね、くつだね」と、会話の流れを妨げないようにしながら正しい発音を聞かせてあげましょう。

家庭でできること

  • お子さんの話にしっかり耳を傾ける:言葉の正しさよりも「伝えたい気持ち」を尊重しましょう。
  • 正しい発音を自然に聞かせる:訂正するのではなく、自然な会話の中で正しい発音を示すことが効果的です。
  • 話しやすい環境をつくる:リラックスした雰囲気の中で、お子さんが楽しく話せるように心がけましょう。

まとめ

お子さんの発音の誤りに対して、家庭では「正すこと」よりも「楽しく会話すること」を大切にしましょう。
ことばの相談室ことりでは発音(構音)に対して専門的なアプローチに取り組むことができます。相談室でレッスンに取り組んだ後にご家庭でもできる練習を紹介したり、練習が進んできたら会話のなかで言い直しをしてもよいタイミングをお伝えすることができます。
それまでの間は、お子さんのお話を受け止め、安心して話せる環境を作ってあげることが何よりのサポートになります。